副業禁止規定に違反せずに公務員が自己のスキルを庁外で試す「他流試合」する方法なんてあるの?

現職場(官公庁・公務員)を辞めて違う仕事に転身したいとおぼろげに考えているけれど、公務員のスキルというのは役所の外ではツブシがきかない、つまり民間では役に立たないと思っている人、多いですよね。

ですが、自分にはこういう特技がある、知見やスキルがある、そう思っている公務員も少なくありません。本業で身に付けたもの、そうでないものを問わず、自分のスキルが、役所の外で通用するかどうか試してみたい、活かしてみたいという方は少なくないはず。

しかし、そうは思っていても、そもそも公務員は原則副業禁止です。一部、許可されているものもありますが、かなり例外的で、実行する場合には基本的には職場に申し出て許可を得なければなりません。ゆえに、周囲の目も考えると、かなりハードルが高いです。

そうなると、思いっきり副業となってしまうギグワーク(単発の業務委託)の登録サイトに登録して仕事を引き受けるのはさすがに無理ですよね。

そんなあなたに朗報です。自分の能力を外部に提示して、庁外の人から評価してもらい、活用することができる、しかも「対価発生必須の副業」以外での形態で。そんなマッチングサービスが始まりました

その名はOtanomi(おたのみ)

地方創生に特化した副業マッチングサイトと謳われていますが、ギグワークのように「仕事内容」「スキル」特化ではなく、まず地域(自治体や中小企業)の課題がサイト上でいくつも提示され、それを見て、自分のスキルで解決に協力できると思った人材が自分から手を挙げることでマッチングが成立するプラットフォームです(地域の側から人材へのスカウトもあり)。

ポイントとしては、報酬が発生する副業が前提ではない点。無償のボランティアとか研修活動のような体で経験を積み、いずれは公務員を辞めてフリーランサーとして転身へ(現地移住などを含む。)、ということも中長期的には考えられるでしょう。

なお、助けを求めている地域の課題の閲覧し、応募が可能な状態になるには、無料の会員登録を行って簡単なスキルなどを入力することが必要です。実際の入力画面の一部を紹介すると、こんな感じです。


具体的にどんな課題が載っているのかはぜひサービスを見ていただきたいのですが、支障のない範囲でチラ見せすると、非営利団体が行う子育て支援事業のアイディア出しとか、地方の地域の活性化のアイディア出しなどですね。

まさに公務員としての経験が活かせそうな気がしますけれども、興味を持たれた方は、下のバナーリンクから登録の上、ご確認ください。

■サービス/商品の強み
・地域の「課題」がわかる=自分が何に貢献できるかがわかる
・都市部にいながら活動参画を通して、地域貢献に繋がる
・関わり方は副業手前の、まずディスカッションをすることからでも参画可能
・無報酬案件もあり、副業禁止の社員でも副業ができる可能性がある

※本記事は、上記サービスへの登録を推奨する広告ですが、当サイトのスタッフはOtanomiに登録を行い、実際にサービス内容を確認しています。その上で、公務員からの転身を考える方にお勧めする価値のあるサービスだと考えたので記事化しました。