国家公務員には様々な職種があります。他で分類していない職種の退職体験談をまとめました。
犯罪や危険と隣り合わせの警官と比べれば、より安全安定な職場のはずなのに(2023.5.31投稿)
国会議事堂内にいる衛視(警備担当者)を辞めたSHUNさん。辞める前、安定した職場にいるはずの上司が自殺したり罪を犯したりする事態に接し、「安定が人をダメにする」という視点を持つようになり、やがて自分自身は退職を選択。現在はメンタルトレーナーとして活動中。
2019年7月 5年3ヶ月務めた国家公務員を退職した。 あれからもう4年間、道草を食い続けている。 この4年間を「道草を食う」と表現するのは、 あのとき肌で感じていた「社会のレール」の存在が まだ身体に染みついているからだ。 私はあれ以来 レールの中にいる彼らと レールを踏み外し続けている自分とを 無意識のうちに比較していたんだと思う。 そうでなければ 自分が自分で決めて取り組んでいることに 本当にこれでいいんだろうか・・・ なんて不安を抱えることもなかっただろう。 。。。 当時 国会議事堂の敷地内を警備する「衛視」という仕事をしていた。 私はこの務めていた期間を 「空