地方公務員(都道府県庁の一般事務職・技術職)を辞めた方の体験談まとめ(noteリンク集)

地方公務員といっても事務職から技術職まで、仕事内容は様々。必ずしも職種の詳細を明らかにした体験談を書いている方ばかりではないので、細かく分類せず掲載しています。

増えてきたので、都道府県庁と市町村についてはページを分けました。

大手食品メーカーを皮切りに幾多の転職をへて県庁へ経験者採用。しかし、人生において何が大切かを悟り、海外移住へ(2024.2.25投稿)

大学卒業後、大手食品メーカーに入り、欧州駐在を経験し、外資系企業、学校法人、県庁と渡り歩いたお仕事やめ太郎さん。民間時代だけでも、職種の振り幅は営業、ブランドマネジメント、マーケティング。学校法人では経営、行政では観光、福祉、地域振興…。ケースワーカーもされていて、リアルな仕事経験もnoteに投稿されてます。

公務員退職のきっかけは、育児中に奥さんが体調を崩し、ご本人が育休を追加で取ることになり、公務員人生に思うところがあったのと、奥さんから欧州移住を提案されたことのようです。人生は自分(たち)のもの。「庁畜」であっていいはずがないので、その決断に幸あれ!と思いますね。

政治や忖度に支配され税金のムダとわかる事業にも、裁量の余地のない定型業務のいずれにも失望。正義感の強い人には県庁は向かない(2024.1.3投稿)

某県庁の花形部門で活躍を続けていたいろはすさん。そういう部署にいたからこそ、首長・議員・業界団体に忖度した、本当にこんなことに税金を使っていいのか?と疑問を感じる仕事ばかりなのに失望し、転職活動を経験。しかし家庭の事情で転職を見送ります。その後、政治色のない定型業務ならば悩みもなくなるだろうと異動を果たすも、工夫もへったくれもない仕事に飽き足らず、結局家族を説得して民間に転職する道を選びました。

自身の腰痛によるカイロプラクティクとの出会いが人生を変えた(2023.9.24投稿)

梶田了さんは大学卒業後、埼玉県庁に入庁。30歳を前にして、あと30年この職場を続けるのかと自問自答。そんなとき、以前ご自身が腰痛になったときに世話になったカイロプラクティクで身を立てることを決意し、県庁を退職し、専門学校を経て開業。とはいえ開業後数年は順風満帆ではなく相当苦労されたそうです。黒字転換し経営も安定した現在は、同業者の開業を支援するためのスクール運営も行っています。

世間では凄いと言われる都庁は、自分に合う職場ではなかった(2023.9.16投稿)

高校卒業後、韓国の大学に進学したMaiさん。勉強する中で、日本で仕事をしたくなって、新卒で公務員試験を受けて都庁へ就職。しかし、役所のぬるい雰囲気(改革改善意欲を削ぐ職場)に合わなかったようで、1年目の末に最初の辞職を申し出。さすがに慰留され、広報担当に配置転換。そこで一定のやりがいを見出すも、同じ仕事をずっと続けられない役所の宿命から出先機関に異動となり、通算4年勤務の後、退職してWebデザイナーの道へ。その後も、様々な仕事を経験されていることが、noteから読み取れます。

能力が高くても、役所の仕事に自分が合わない(アンマッチ)の典型的な事例を説明いただいていると思います。

3年弱で見抜いた、県庁職員の将来性のなさ(2023.6.5投稿)

あき(@元公務員フリーター)さんは、関西地方の某県庁(noteを読めば分かる)に入庁するも、自分が役所の仕事のやり方に合わないことや、将来性のなさ(給与や退職金引き下げが予想される中、副業禁止で自分の努力で何とかすることができない)などを、たった3年弱の勤務で見抜いてしまい、退職を決意。さまざまな人の縁を得て、現在はフリーで活動中。退職時に言われた「公務員を辞めるなんてもったいない」に対して、”自分にあってない環境で数十年仕事する時間の方が、よっぽどもったいなくないですか?”とビシッと言い返してしまうところが凄いです。役所に慣れ、諦めてしまった人からは絶対出てこないような鋭い指摘がこれでもかと綴られています。あなたも同じ考えならば、さっさと辞める準備を始めたほうがいいよと背中を押されそうな気分になってしまうnoteですね。